体感する海辺のサポートセンター2

▼コラム

 平成13年の夏、半田市と日本福祉大学の共催講座を行いました。テーマは「子どもの生きる力をのばすために」。そのの中の特別講座として7月24日にサポートセンターで「海で自然を体験しよう」というプログラムが行われました。当日は気温35度を超える猛暑でしたが、半田市の子どもたち約30人が参加。元気に、生き生きと目を輝かせて参加していました。

◆海洋実習
海洋実習の様子
1.ライフジャケットを着用し、水に浸かって脱げないか、きちんと浮くか確認してから、船に乗り、エンジンを使って沖へ移動。
2.オールを1人1本ずつ持ち、漕ぎ方を説明。最初はバラバラな漕ぎ方も次第に整い、船は進み出す。
下やじるし
◆昼休み
昼はお弁当。お弁当を食べた子からプールで遊び出す。
下やじるし
◆自然環境教育
1.パソコンの画面に映し出される広域気象データを見ながら地球規模で気象を学ぶ。
2.多屋海岸に流れ着くごみや流木がどこから来たのかを考えることにより、知多半島の地形を学ぶ。
3.多屋海岸の植物を勉強。防風林というと松がイメージされるが、松だけではなく、松の根を支える植物も大切であることを学ぶ。
下やじるし
◆ビーチコーミング
ビーチコーミングをする子供
講師に石鳥&流木作家にわぜんきゅう氏をお迎えして、石と流木などを使って小物を作成した。子どもたちは戸惑うことなく、自分の作りたいものを自由につくり、鳥だけでなく、クモや魚、小物、ネームプレートなど石が本当に様々なものに形を変えていった。
<データ>
知多海辺のサポートセンター(仮称):緑あふれる丘陵地に、展望台、パターゴルフ場、泥キャンプ場、ホタル養殖場や体育室など多彩な施設が備えられ、四季折々の自然とふれあえる自然公園。◆TEL:(0569)34-6513◆住所:常滑市末広町1-5 鬼崎マリンセンター内◆URL:http://www.chitanet.or.jp/gaia/